南部美人というブランドは、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。日本全国だけでなく、世界39カ国に輸出され、国内外で高い知名度を誇る日本酒ブランドです。その南部美人を世界的なブランドに押し上げたお酒が「南部美人 特別純米」です。

開封すると、南部美人と分かるほど、豊かなやさしいお米やマシュマロのような香りが広がります。口にすると、上品な米の旨みが広がります。

酒米は岩手県二戸市で産出される「ぎんおとめ」を使用しています。水は二戸の折爪馬仙峡から湧き出る清らかな中硬水の伏流水で、酒蔵の敷地内の井戸水を使用しています。二戸の南部杜氏が、同市内の酒蔵で醸造したお酒です。二戸市の地域の特色を日本酒を通じて体験し、忘れられない至福のひとときを楽しむことができます。

南部美人は、1902年に現在の岩手県二戸市で創業し、日本三大杜氏の筆頭に数えられる「南部杜氏」の洗練された技術と伝統を受け継いでいます。社名であり代表銘柄である「南部美人」の名は、1951年当時、全国的に精米歩合も低く雑味の多い甘い酒が主流の中で、「綺麗で美しい酒を造りたい」という思いと、「南部の国」と称される素晴らしい自然・風土に恵まれたこの地を酒に表し、命名しました。

岩手県オリジナルの酒造好適米を中心に使用し、県立自然公園の折爪馬仙峡からの伏流水で仕込み、酒の特徴を引き出す麹・酒母・もろみ・しぼり・火入れの工程にもこだわり抜いた二戸テロワールの日本酒は、国内はもちろん海外のコンペティションでも数多くの賞を受賞し、航空会社のファーストクラスやビジネスクラス、またG20サミットなどでも採用されています。