蔵王酒造は1873年に創業し、当初は25石の小さな個人商店から始まった醸造酒蔵です。現在では白石市唯一の酒蔵となっています。
蔵王連峰の麓に位置し、冬の蔵王おろしの寒風や蔵王連邦の軟水を活かしています。地元で契約栽培された米を中心に使用し、毎年11~3月に1回、お酒づくりを行っています。蔵王酒造の特徴は、旨口でありながらもキレのある酒で、清涼な味わいが印象的です。
若手社長と杜氏・副杜氏たちが常に新しい酒づくりに挑戦しており、2015年からは特約店限定のKシリーズ(ココロシリーズ)など、様々な企画が展開されています。国内外での受賞歴も豊富で、伝統を守りながらも新たな芽が花開いています。