Why should you take it?
酒米の王 (キング) を味わう
日本酒の原材料は、米、米麹、水です。この3つの要素だけでどれほどの違いが生まれるのか、この疑問から、みなさんの心をわくわくさせ、驚きへと変えていきたいと思います。
日本酒において米の違いや個性を知るためには、他の原材料や製造方法、製造場所が同じでなければなりません。しかし、多くの酒蔵は「米の特徴を最大限に生かした最高の日本酒」を目指し、独自の製法や個性を注ぎ込んでいます。米の違いを知るためには「米以外は同じ」という条件が必要ですが、それを見つけるのはなかなか難しいのです。
臥龍梅純米吟醸シリーズは、米の多様な魅力を楽しむために、米麹や水といった原材料、香りを作り出す酵母、精米の程度やアルコール度数などの製造方法をすべて統一し、山田錦、五百万石、美山錦といった主流の酒米に加え、地元静岡の誉富士なども使用して米の違いを楽しむシリーズとなっています。
日本酒の醍醐味を楽しみ、語り合い、学びながら、酒米の違いから生まれる日本酒の魅力を存分に堪能できます。どんな感動が待っているのか、ワクワクしながらその探求をお楽しみください。
澤田且成 / KURA ONE® オーナー
LOOK BOOK
Product
KURA ONE®臥龍梅 純米吟醸 山田錦 (180ml)
「山田錦」は酒米に求められる特性を完璧に満たした”酒米の王様”と称される存在の酒米です。この「臥龍梅 (山田錦)」 はしっかりとした米の旨みを備えた芳醇な味わいと、華やかな香りを生み出している純米吟醸酒です。
醸造元:三和酒造
エリア:静岡県 / 清水
原材料名:米 (国産) 、米麹 (国産米)
原料米:山田錦100%使用
アルコール度数:16%
精米歩合:55
JAN: 4595644645015
(1缶あたり)
サイズ:5.7 × 5.7 × 9.9cm
重量:0.196kg
容量:180ml
Awards
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Brewery
三和酒造
創業は1686年(貞享3年)、330年以上の歴史があり、静岡県内では2番目に長い歴史がある酒蔵です。2001年に「臥龍梅」ブランドを立ち上げ、2018年には瓶内二次発酵スパークリング日本酒を世に発表しました。
清流と鮎で名高い興津川の伏流水を仕込み水として用い、洗練された酒造りの技を受け継ぐ職人・南部杜氏の手で総米600キロから1.3トンの吟醸仕込みで醸造。すべての仕込みで米を小分けにし、給水時間と吸水率を調整する限定吸水を行うことで、酒米のよさを最大限に引き出した酒質を実現しました。全国各地から厳選された10種類以上の酒米を使っており、味わいと香りのバリエーションを存分に楽しめます。
繊細な手仕事が生み出す酒質は海外でも高く評価されており、「臥龍梅 純米吟醸 山田錦」は、フランスで2017年から開催されている日本酒コンクール「KuraMaster2019」純米酒部門で第1位に選ばれています。
Area
静岡県 / 清水
静岡県清水は、清水港から出港する船に乗って、海から広大な富士の絶景が見える地域です。歌川広重の代表作「東海道五十三次」の浮世絵には、この清水エリアの富士山が描かれているほど昔から美しい地形として注目されていました。
清水港は、富士山や三保の松原といった美しい景観にめぐまれている日本三大美港のひとつです。足を運ぶと、倉庫やクレーンの色がアクアブルーとホワイトになっていることに気付きます。富士山や駿河湾の海と調和した美しいみなとをつくるための取り組みです。
KURA ONE®TRIP