雪女神は、山形の水で育った山形の米で、テロワールにこだわった吟醸・大吟醸酒の高級酒向け酒米です。開栓したときの上品な香りと、やわらかくきれいな味わいが特徴のお酒に仕上がります。

酒米の王様といえば「山田錦」があげられますが、この山田錦にはない「上品さ」と「キレ」を楽しめるのが雪女神です。この雪女神の個性をそのまま楽しんでいただくために選んだのが、寿虎屋酒造さんの「霞城寿 雪女神 純米大吟醸 原酒」です。

寿虎屋酒造さんは創業1715年の老舗酒蔵。創業時や山形市内に酒蔵がありましたが、水質のよりよき環境を考えて今の高瀬エリアに移転。高瀬エリアは山形県の県花と「紅花」の有名な産地で、日本文化遺産にも選ばれたエリアです。

蔵王山系の伏流水は長い時間をかけて湧き出てくる軟水です。この軟水で育った山形県酒造適合米の「雪女神」を、この軟水で醸したお酒が「霞城寿 雪女神 純米大吟醸 原酒」です。この原酒の濃厚な味わいで雪女神の上品さを堪能してください。

1715年（享保年間)に創業し、酒造り一筋300年の由緒ある酒蔵が寿虎屋酒造です。寿虎屋酒造が利用する酒造りに欠かせない仕込み水は、約400年の時を経て出来上がった天然の軟水です。蔵王連峰の樹氷（Snow Monster）をはじめとする雪解け水が、長い歳月をかけて花崗岩地層に浸透し、長い時を経て地下水脈から汲み上げられます。さらに地元山形県産の良質な酒米や山形酵母を用い、地元に根差したテロワールの酒造りを行っています。国内外のコンクールで毎年多くの賞を受賞しています。

寿虎屋酒造は日本の北部にある山形県高瀬地区に位置し、ジブリ映画『おもひでぽろぽろ』の舞台にもなっています。日本遺産にも認定されている紅花畑が蔵の目の前に広がっており文化的大自然の中で造られた日本酒です。